Workshop
コミュニケーションは運動だ!表現力や発想力の幅を広げ、人とのコミュニケーションを楽しくする体験型ワークショップ!

アクトバートではコーディネーショントレーニング(COT)とマイムの手法を取り入れた、フィジカルシアターワークショップの企画・運営を承ります。COTにおける7つの能力に直目し、人の動作や表現を捉える視点、巧みに自分の身体をコントロールする能力を身につけます。さらにマイムアクティングの手法を体験することで、人間関係において重要とされる“ノンバーバルスキル”の上達を促します。ビジネスにおけるプレゼン、営業、交渉スキルの向上や社内の新人研修、またはアニメータや演出家の育成・スキルアップ、など、さまざまな目的・ご要望に合った内容をご提案致します。


[COM] Coordination & Mime Workshop コーディネーション&マイムワークショップ 概要

アクトバートが開催するコーディネーション&マイムワークショップで扱う内容について、ご説明致します。

コーディネーショントレーニングについて

コーディネーショントレーニング(COT)は1960年代に旧東ドイツで提唱されたトレーニング法で、運動における器用さ、巧みに身体を操ることを目的に運動学的な研究、開発が進められました。COTを取り入れることで脳や神経による運動の調整能力が改善され、ケガの防止や運動能力のアップにつながります。現在ヨーロッパでは一般的に体育教育に取り入れられており、日本国内でも、アスリートのみならず高齢者や子供の運動能力の改善や、自閉症の治療などの現場で実践されています。

コミュニケーションにおけるコーディネーション能力

COTにおける“運動”とは“スポーツ”のみを指す言葉ではありません。身体を動かす行為全てが運動であり、会話や感情表現などコミュニケーション、仕草や身のこなしなど全てが“運動”であるといえます。
気持ちや感情は的確に身体で表現できなければ正しく相手に伝わりません。つまり器用に身体をコントロールすることで、相手に映る自分の印象が良くなり、コミュニケーション能力も向上します。

マイムによる実践

“壁”や“嵐の中を歩く”といったお馴染みのパントマイム。これらは決められた手順と法則に則って身体を動かせば、誰にでも表現することができます。それを練習することで楽しくボディコントロール能力を高めることができます。また自然に会話と身体の動きを結びつける習慣を身につけることができます。

7つのコーディネーション能力とは

コーディネーション能力を大きく分類すると7つの能力に分けることができますが、様々な状況においてこれらの能力は混合して関わってくるものと言えます。

連結能力 文化能力 バランス能力 定位能力 リズム化能力 反応能力 変換能力

連結能力

右手と左手、上半身と下半身など、身体のパーツで別々の動きをすることのできる能力。スポーツではバスケットのドリブルなどがその能力を示す例と言われています。日常生活においては電話で話しながらメモをとったりパソコンを操作するなど、2つ以上の事を同時に行う行為は落ち着きと冷静さを相手に印象付けます。

分化能力

状況に応じて身体の力の入れ具合を変えたり、道具などを上手く使いこなすことのできる能力。
バスケットでシュートするとき、ボールの重さやネットまでの距離を考慮して、力の入れ方など筋肉の使い方を調節することが必要です。慣れない環境での車の運転、タブレットを使ったデザインワークなどもこの能力に関係しており、相手に器用さを強調します。

バランス能力

バランス感覚に関係する能力です。空中や運動中に身体のバランスを保ち、崩れてもすぐに元に戻すことのできる能力。日常生活においても安定した姿勢での身のこなしは相手に信頼感を与えます。

定位能力

運動時に空間をしっかりと把握できる能力です。外野手が飛んだボールの落下地点を即座に予測してに移動できる能力。コミュニケーションにおいても部屋の大きさや相手との距離など、空間の把握は重要な要素となります。

リズム化能力

いわゆるリズム感のことです。環境における外的なリズムを正確につかみ、自分のリズム、タイミングをうまくコントロールできる能力。例としては、大縄跳びなどがあげられます。日常生活においては、数名以上が議論するような機会にしっかりと意見を発言できることなど、的確にタイミングを読み、アクションを起こせることがこの能力に関係しています。

反応能力

いわゆる反射神経のことで、サッカーのPKやバレーのレシーブなどのようにボールの動きなどに対し素早く、正確に反応できる能力。コミュニケーションにおいては相手と出会ってすぐに挨拶ができたり、発言や提案に対して素早く反応することなど、好印象を与えるきっかけとなります。

変換能力

予想していなかった事態に臨機応変に対処する能力。野球の内野ゴロでボールが想定外にバウンドしたときなどに冷静に対処する能力といえます。コミュニケーションにおいても、常に相手の反応や状況などに気を配り、発言や対応を切り替えることで相手への配慮が生まれ心が通じあう会話が成り立ちます。

開催カリキュラム例・参加者の声・ご用意頂くもの

COT&マイムワークショップの流れ

COT&マイムワークショップの目的は、COTを通じて対人関係におけるコミュニケーション能力を高めることです。
まずはすべての障害となる緊張を取り除きます。ある程度リラックスできる環境を作った上でボディコントロールスキルを高めるエクササイズを行い、最終的にマイムや演技など、表現やコミュニケーションスキルに関わる実践的な内容を行います。ペアを組んでお互いの作業をフィードバックしたりグループワークなど、観察と対話を伴う形で全工程を進めてゆきます。

イントロダクション
緊張をほぐし、信頼関係を結ぶ

初対面同士、また職場や学校などお互いに知った関係であっても、最初は慣れない作業による不安から緊張が生じてしまいます。全員がリラックスした状態で作業ができなければ成果が伴わないので、ワークの内容や目的を説明し、さらに参加者同士で信頼関係を結ぶためのゲームや簡単な運動を行います。

ボディアウェアネス
身体の筋肉、関節を意識する

身体のコントロール能力の向上のため、まずは全身の関節を意識して使う練習から始めます。骨盤や背骨の動き、バランス能力や反応能力を必要とするCOTを取り入れ、脳ー神経ー筋肉の関係を刺激します。

ボディコントロール
力のテンションの強弱、動きの大きさの幅を広げる

自分の身体を意識して動かせるようになったら、次の段階として筋肉の緊張と緩和や動きの大きさや早さなどを変えて動く練習を行います。またイメージどおり自分の身体を動かすための基礎として、ポーズ作りや連結能力を必要とするCOTなどを行います。

マイム
動作、アクションのメカニズムを理解する

ある程度ボディコントロール能力が付いた時点で、それを楽しく実践する目的でマイムを体験してみます。マイムは“自分の動きが相手にどのように見えるのか?”ということ第一に考え計算した動きで作り出すものなので、動作観察力のアップにもつながります。重心移動を含む全身を使ったマイムは総合的にコーディネーション能力が求められます。

表現・コミュニケーション
~演劇メソッド、キャラクターメイキングなどの実践~

ワークショップの最終段階として、日常的なコミュニケーションに関係したワークを行います。一般的なCOTに会話や感情表現を合わせたコミュニケーションCOTや即興演劇のエクササイズを通じて、ワークショップの本来の目的である観察力と表現力を高めます。相手と自分との“力関係”に注目して振る舞い方のヒントとする“ステイタス”、15分以上かけて一人の歩きを観察して特徴を読み取る“キャラクターメイキング”、創造性を高めセルフイメージを高めるための“ストーリーメイキング”など、目的に応じて様々なアプローチがあります。

グループワーク

各日程の後半ではその日のテーマに沿ったグループワークを行います。
4~6名程度の組ごとに、与えられた課題を話し合い後で発表します。協力的に意見を出し合い、すぐに行動に移してゆく積極性が求められます。